トップページ > 年収と転職 > 職務経歴書の作成
いよいよ転職のための応募書類を作成に入ります。
中途採用を行う企業のほとんどは書類選考を一次試験としているので応募
書類の出来不出来が次の面接に進むための最初の関門になります。
応募種類は
○ カバーレター
○ 履歴書
○ 職務経歴書
転職において、最も重要なのは職務経歴書であり、カバーレターと履歴書に
関しては社会人としての常識を見られる程度で、さほど重要視されません。
似たような書式のカバーレターと履歴書では、応募者の優劣を審査することは
難しいからというのが理由のひとつとしてあります。
大幅な加点などができないカバーレターと履歴書においては減点方式でチェック
されていることが多く、写真の貼り方、誤字脱字が多いといったことがチェック
されています。
あくまで、社会人としての常識的なルール、ビジネス文書の基本を抑えて読み
やすくなっているかがみられるので、ミスをしないことが重要になります。
転職の応募書類で重要なのは何といっても職務経歴書です。書類選考突破
の鍵は職務経歴書の出来にかかってきます。
職務経歴書のポイントは
○ 誰が見てもわかりやすく実績を数字であらわしているか?
○ 職務経歴書に沿って面接が行われることを意識しているか?
○ 他の企業用の職務経歴書の使いまわしをしていないか?
ビジネスの現場では「いくら利益が上がったのか?」あるいは「コストを何%
削減できたのかという数値による評価が重要視されますので、ここを押さえて
おく必要があります。
他には、具体的なエピソードを書いたほうが担当者の目に留まる可能性が高く
なりますし、担当者がこの人を面接に呼びたいと思わせる内容にすればまず
書類選考は突破できます。
職務経歴書に沿って面接は行われるので、アピールする部分はどこか、どの
話題で面接をすすめていくかをある程度、こちらが誘導するような形式にする
のも優位に面接を進める上で必要です。
職務経歴書の書き方には、大きく分けて2通りあります。
1つは『編年体式』です。
編年体式は時系列型とも言われるように、入社から現在までを時間を追って
年代順に職務やその成果をまとめていく、最もオーソドックスな職務経歴書の
スタイルです。
職種を問わずオールマイティに使える形式で、キャリアの浅い人や転職回数
が少ない人に使いやすい形式といえます。
編年体式で職務経歴書を書くうえでのポイントは
○ 年月と期間、携わった業務と内容、仕事成果と実績
○ 成果と実績は数字、テータを添えて具体的に書くこと
「売り上げを何%増やしたのか?」「何%のコストダウンを計ったのか?」
「資格取得」や「表彰の経験」など、第三者が評価できる成果を書き添えます。
数字を添えるということは、業務における能力をアピールできるばかりでなく
読む人にわかりやすく伝えるという点からも非常に重要です。
編年体式はアピールポイントが目立ちにくいので、形式にこだわらずもっとも
アピールしたい項目(営業実績や難易度の高い資格の取得)を別に設けて
目立たせることなどひと工夫するとさらによくなります。
職務経歴書のもう1つの書き方が『キャリア年式』と呼ばれるものです。
キャリア年式は過去の経歴を職務内容別やアピールしたい仕事別にまとめる
形式のことで、総務職や専門職、プロジェクトを組んで仕事をすすめる技術職
など複数の業務を同時進行するような職種向けといえます。
また、このキャリア年式では、年月や期間といった項目を極力省き、実績や
職務内容の一貫性を強調できるなど工夫が効くので応募する仕事内容と
関連のない職務を省くことや何度も転職してきた欠点を省くことができます。
キャリア年式で職務経歴書を書くうえでのポイントは、
○ 業務、職務ごとに項目を分類して、成果を数字で表記する
○ 応募企業のニーズにマッチするよう職務と成果をまとめる書き方をする
キャリア年式では余計なことは極力省き、自分の能力をアピールできる形式
ではありますが、ダラダラとアピールポイントを書くと逆に読みにくく、焦点も
ぼやけてしまうので、ポイントを絞って簡潔に書くことが大切です。
職務経歴書は書いたら自分用にコピーを撮っておくのを忘れないようにして
ください。面接で話す内容と職務経歴書の内容が矛盾しないようにするため
に必要ということとと、職務経歴書の良し悪しを後で分析・反省するためです。