トップページ > 年収 > サラリーマンの平均年収
今では、社会に出た就業者のおよそ8割がサラリーマンという状態です。
そのためサラリーマンの給与平均やライフスタイルを知ることによって日本人
の平均的な姿がある程度みえてくるといっても過言ではないわけです。
サラリーマンにとって年収の増減は家計や人生設計に大きな影響を与える
ことは疑いの余地がないわけで、会社に雇用、賃金そして人生を託している
サラリーマンにとっては、年収が上がった、下がったということは一大事になる
わけです。
サラリーマンとして働く7割の人が現在の年収に不満があるといいいます。
理由としては、
■ 会社の業績は上がっているのに従業員の給与に還元されない。
■ 昇給もなく、ボーナスもカットされた
■ 仕事の量や業績に見合った給与ではない
ということが挙げられますが、実力主義の能力給の導入や会社の従業員に
利益を還元しないやり方が年収アップを妨げているという意見が多いようです。
ちなみに国税庁の民間給与実態統計調査によるとサラリーマンの平均年収
は437万円(平成17年末時点)であり、8年連続で減少しています。
詳しい内訳は
○ 平均年収437万円 (男性538万円、女性273万円)
○ 平均給料・手当369万円(男性452万円、女性235万円)
○ 平均賞与67万円(男性86万円、女性37万円)
○ 平均年齢43,8歳、平均勤続年数は11.8年
「サラリーマンの平均年収は437万」
この数字を高いと見るか、低いとみるかはその人が置かれている環境にも
よるでしょう。補足データを挙げると上場企業だけに絞って平均年収を算出
すると平均年収は657万になります。
企業格差や男女格差が思いのほか大きいのが年収だけをみてみてもよく
わかる結果なのではないでしょうか?
この年収の差が最後には生涯賃金の差となって明確にあらわれるわけ
なんですが、数値を紹介しておくと(有価証券報告書参照)
■ 全業種の平均生涯賃金 1億9000万円前後
■ 上場企業の平均生涯賃金 2億4000万円前後
となります。テレビ局や総合商社になると4億、5億の世界になってくるため
およそ、世間の常識とはかけ離れた別世界が広がっています。
なお、これらの生涯賃金のデータは過去のものであり、年功序列で給料が
右肩上がりだった団塊の世代の影響が色濃くあらわれています。
一部の識者によると入社したときから成果主義や役職ポストの削減という
現実にさらされている団塊ジュニアやその下の世代はこれまでの生涯賃金
の半分程度になるという意見もあります。
「World Wealth Report」なるアメリカの証券大手のメリルリンチとフランスの
キャップジェミニというコンサルタント会社がまとめた億万長者の調査報告
資料によると世界の億万長者のうち16%は日本人であるといいます。
また、日本国内においては、141万人も億万長者いるため、計算上の数値 ではなんと日本人の90人に1人は億万長者になるわけなんですね。
実際にニューリッチと呼ばれる新たな富裕層が年々増えているのは間違い
ないようで、年収2000万円を超えるサラリーマンは10年前にくらべ5万人近く
も増えているそうです。
それとは逆に下の方に目を向けてみると、下流層といわれる年収300万円
以下で暮らす人たちも増えていて、約1700万人、これは日本人の9人に1人と
いう計算になり、サラリーマンの4割近くがこの低所得層に入るといいます。
豊かな者はますます豊かになり、貧しい者はますますまずしくなるというような
世の中が来てしまっていることは数値でみる限り明らかなようです。
同じサラリーマン、同じ仕事をしていても稼ぐ人、稼げない人の完全な二極化
に向かっている今、サラリーマンは自らの人生をかけて何をすべきか考えない
といかない時代になっているようです。