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プロスポーツの世界では、毎年シーズンオフになると自らの評価を年棒にして
表してもらうべく、熾烈な年棒交渉が行われているのはご存知の通り。
専門的な知識やスキルを駆使して働いている点では、サラリーマンとて一緒で
プロのビジネスマンとして会社から納得のいく給料をもらいたいと思うのは当然
のことだと思います。
しかし、実際に年収をあげるために会社と給料交渉をしている人というのは
果たしてどれぐらいいるでしょうか?
「給料の額には満足していないけど、給料交渉なんて考えたことがない。」
「会社や同僚にどういう目で見られるかわからない。」
このように考える人が大半ではないでしょうか?特に今のご時勢、会社に
反感を食うようなことをすると首が飛ぶんではないかとびくびくしつつも薄給
に我慢して働いている人は多いのではないでしょうか?
辛抱させしていれば、いずれは給料アップ、年収も右肩上がりだった時代は
過去のことで、今やサラリーマンもプロが求められる時代ですので、できる人
は自分をより高く評価してくれる努力するというのも選択肢のひとつです。
企業側としても優秀な人材であるなら流出を防ぐために高い年収で引き止める
ということもありえますが、できる社員に高い年収で応えない企業というのは
ある意味、人材の重要さを理解できていない時代錯誤な企業と考ええても
いいかもしれません。
給料の交渉にあたる場合の心構えとして重要なのは、自分の人生がかかった
大イベントだと考えることでしょう。
給料交渉が成功するか否かは自分と家族の死活問題という意識を忘れない
ためにもポケットに写真を入れて給料交渉にあたるぐらいの覚悟が必要です。
こうした心構えを前提に自分自身の市場価値、商品価値をアピールすることが
給料交渉を行ううえで大切になってきます。
プロスポーツ選手の場合、個人の評価は出場試合数や成績など明確な数値
として残るので、それが給料交渉の武器としても弱点としても働くわけですが、
サラリーマンの場合、営業でもないかぎりなかなか数値として自分の実績が
残せないという悩みがあります。
そのため、誰がどうみても会社への貢献がわかるような具体的かつ客観的な
データを示すことができるか否かが給料交渉での最大のポイントになるでしょう。
個人の主観や独りよがりの「頑張った」、「会社に貢献した」という実感だけの
アピールでは、査定の対象にならないので気をつけましょう。
いくら会社に多大な貢献をしたからといって上げられる年収には限度があります。
年収は自分が働く業界や自分の仕事に応じて、ある程度の限度があるため
業界の「相場」を理解しておくことは非常に大切です。
業界の相場を知ることで自分はもらいすぎなのか否か、本来いくらもらうべき
なのかがわかるわけです。
業界における自分のやっている仕事の価値や重要度、難易度がわからなくて
は自分自身の商品価値も判断できないからです。
同業他社で働く同年代の人たちの情報を知ることはもちろんインターネットなどで
自分の仕事の会社内外での価値や評価を調べておくのも役立ちます。
人材紹介会社の無料年収査定やキャリアコンサルティングなどのプロの方の話
を聞くとより精度の高い自分の商品価値を知ることができるはずです。
自分の仕事の成果や実績を客観的なデータ(数字)として表わすことができ
るか、どうかという点が給料交渉の場では非常に大きなポイントになります。
数値ほど確かな事実を表しているものはありません。毎日残業して、休日出勤
までして1000万円の売上しかないよりも、ほとんど遊んでいるような不良社員
でも5000万円の売り上げがあれば、こちらのほうが評価は高いというケースが
ほとんどです。
頑張っていても数字、結果がついてきていなければ、説得力がないんですね。
逆に人事に有無をいわせない会社に対する貢献度を数値で提示することができ
れば、圧倒的有利に給料交渉を進めることができます。
定期的に考課や給与面談がある場合は、自分のやった仕事の結果やその過程
をまとめたファイルを用意して交渉に挑むなどをしてもいいのではないでしょうか?
給料交渉を控えたほうがいいときというのは、給料交渉の際して自分にとって
不利な要素があるときです。
自分に不利な材料があるときは、駆け引きの際に足をひっぱることが多いです。
・成績がよくない
・いくら年収が欲しいか具体的な数字がでてこない
・大きな仕事を抱えていない
以上のようなときは、相手にうまくやり込められる可能性が高いので給料交渉
は次の機会を待ちましょう。
理想的な年収交渉というのは、社員の言い値と企業側の言い値を丁度折り
合わせた額で収めるということです。
どちらか一方の主張をごり押しして終わる交渉事ほど後味の悪いものはない
ので、少しでも年収を上げるための作戦としては希望の年収より2割増の金額
を提示することです。
ほとんどの場合、給料交渉は両者歩み寄る形で終わること多いため希望額より
高い値段から交渉することで、ちょうどいい額に収まるわけですね。